もちもちして可愛らしい、赤ちゃんの肌は大人の肌よりもとても繊細です。自分の子供を持つとより一層感じましたし、大切な肌と赤ちゃんを守りたいなーと思うのが親心ってもの。
ベビー服に関しては私が服屋で働いていることもあり素材には非常に気をつかってきました。
今回は大切な赤ちゃんのために
- 肌に優しい素材
- 避けたほうがいいもの
- 意外と気にしない縫製について
についてお伝えしようと思います。
私の服飾の知識と育児の経験が、ご自身に子供を授かった方・贈り物を探されている方の参考になればと思います。
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目次
赤ちゃんの肌は繊細
赤ちゃんの肌は構造がまだ未熟なため、大人のそれと比べ1/2〜1/3しか厚さがないです。
単純にそれだけ敏感で繊細だということ。
赤ちゃんの肌は乾燥しやすい
プルプルでもちもちの赤ちゃんの肌は以外にも肌構造が未熟なため乾燥しやすいのです。乾燥を防ぐための赤ちゃん用のミルクローションも非常に人気が高いのはそのためですね。
赤ちゃんの肌トラブルが多い原因の大半は乾燥肌によるものなので、ボディケアや着るものにも気を使ってあげたいところ。
私自身、娘が乳幼児の頃は肌がかぶれたり湿疹のようになったりと事あるごとに心配のタネが尽きませんでした。
デリケートな赤ちゃんの肌は親が守ってあげるしかありませんので、「可愛いから」という理由だけでなく素材にもこだわって服を選んであげましょう。
赤ちゃんは体温が高く汗をかく
赤ちゃんは体温が高く、年中汗をかきます。
汗をかいて乾きにくい服や通気性が悪い服だと大人でも肌荒れを起こしますが、赤ちゃんはそれ以上に繊細。しっかりと洗うことができ、通気性の良い素材選びが重要です。
保湿性と通気性が大事
赤ちゃんの肌質を考慮した上で、身につける服の素材において大事なことをまとめると
ポイント
- 乾燥しにくい保湿性があるもの
- 通気性に優れるもの
こういった条件を満たした素材が適しているということですね。
赤ちゃんの肌に優しい素材とは?
コットン(綿)100%が保湿性と吸湿性に優れている
先に述べた素材の条件を満たすものとして適したものはコットン(綿)100%のもの。
コットンは優れた天然素材で、肌に優しく柔らかな着心地を与えてくれるだけでなく保湿性と通気性に優れた素材です。
汚れた時は自宅でジャブジャブお洗濯できますので清潔に保つことができることも重要なポイント。
上質なコットンを使用した天竺生地など肌にストレスをかけない生地がベスト。
こちらの記事で紹介しているブランドHaruulala(ハルウララ)さんは天竺生地を2枚合わせたエアリーニットを使用しており、生地に空気を含むので軽やかな着心地を提供してくれます。
こういった赤ちゃんの肌のために徹底的にこだわり抜いた素材選びをしているブランドなら安心して着せることができますね。
また、コットンの特徴の1つとして洗うごとに風合いが増し柔らかく馴染んでくる点も特筆すべき長所です。
赤ちゃんには100%天然素材のオーガニックコットンがベター
赤ちゃんの肌を考えると、コットン素材でも「オーガニックコットン」が安心。
オーガニックコットンは無農薬で無加工のため、薬品を使用していない安心素材。素材にこだわるならばそこまで考えるとより一層赤ちゃんの肌には最適です。
大人が着る服とは違った部分でこだわりを持ちたいのがベビー服です。
金属製・合成繊維は避ける
当然ですが金属製のものや合成繊維は避けましょう。
赤ちゃん用のアクセサリーや小物で使用してあるものをたまに見かけますが、いくら可愛くても肌のことを考えると好ましくありません。
金属であればアレルギーなどが心配ですし、合繊は通気性や速乾性が悪く肌荒れを引き起こす可能性があります。
あまり神経質になりすぎてもいけませんが、小さいうちは極力避けるようにしたいのが本音です。
「エコ・テックス規格100」は国際的な安全基準
スタイ(よだれかけ)などに金属製のスナップボタンがついていることがありますが、上記した理由からあまり好ましくありません。
繊維製品には国際的な安全基準が設けられており、「エコ・テックス規格100」と言うものがあります。この規格の認定を受けたものは安心な素材です。
認証されたものには専用のタグが付きますので、注目してみると1つの判断材料として利用できます。
縫い目がないシームレスがストレスを緩和
服の縫製にシームレスという技術があります。
これは縫い目や継ぎ目を無くしたもので下着などによく使われますが、最近はTシャツなどの衣類でもよく見かけます。
こういった作りは縫い目が目立たないという点だけでなく、着心地がいいという点も大きなメリットです。赤ちゃんの肌着などもこういった点に着目すると優しいですね。
タグの縫い付け位置で着心地が変わる
タグの縫い付け位置でごわついたりチクチクしたり不快に感じることってありますよね。
赤ちゃんは自分の声でそれを伝えることができないため、親が気づいてあげるしかありません。
こちらもHaruulala(ハルウララ)さんのように肌に当たらない部分に縫い付けてあると安心感が違います。
最後に|神経質になる必要はないけれど・・・
今回は赤ちゃんの肌に優しい素材について紹介してきました。
とはいえあまり神経質になりすぎると何も着せることができなくなってしまうので、頭の片隅にちょこっと置いていただきベビー服の購入の際に参考にしていただければ。
もし着せている服が赤ちゃんの肌に合わないな・・・
と感じた場合は今回の記事で挙げた点を参考にしてもらえば改善の手助けになるのではと思います。
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