アパレルから異業種転職｜内定4つで感じた販売員が活躍する職種や求められている企業

長い間アパレル業界でファッションの仕事に携わってきた私ですが、30代でアパレル業界から異業種へ転職し大幅に年収を上げることに成功しました。今回の転職活動で意識したポイントは次の通りです。

たったこれだけのポイントに焦点を当てて転職活動を行い、実際に面接10社以上・4つの内定をもらうことに成功しました。私の転職活動の実体験は同じアパレル業界で働くあなたに絶対に役立ちます。

現在アパレル業界で働く方がアパレル以外の違う仕事で年収を上げるためポイントを徹底的に指南します。

わたし

アパレルから別の仕事へ転職を考えているあなたにわかりやすいように、できるだけ詳しく説明していきます。

アパレル経験を活かし、アパレル業界での転職で年収&キャリアアップを目指すことも可能です。こちらの記事を参考にしてください。

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アパレルから異業種を受けようと思ったきっかけ

私が転職を考えたきっかけは、現在の収入への不満や仕事へのやりがいを感じているわけではありません。
結婚して家庭を持地、娘の成長に合わせお金がかかるという現実と、現職では明確にこれ以上のキャリアアップの道がないことを考えると「転職」という選択は至極当然の流れでした。

私は大手セレクトショップに勤めていたのですが、他のグループと比べるとクラシックな社風。年功序列から抜け出せなかったんです。それでもそんな状況で大きな実績を残すことができ、これでダメならどうやったら給料が上がるんだ？というレベルまでは目標達成しました。

しかし、上がったのは月にして5,000円・・・

なめんじゃねぇよ、って感じです(笑)

共に働く上長やスタッフ達には恵まれいい環境ではありましたが、もっとキャリアアップして年収アップさせたい！と思っていた私は思い切って環境を変えることに。転職の理由なんてほとんど人間関係かお給料だと思うんです。だって生活のために働いているんですからね。

転職活動にエージェントは必須・自分1人じゃできません

まず転職活動を始めるにあたってやったことはエージェントに登録することでした。
情報が乱立する中で最適なアドバイス無くして希望に合致する企業なんか見つけられるわけありません。企業に直接アポイントメントをとり転職活動をする人はこのご時世、まずいないのではないでしょうか？

転職のスペシャリストが私のニーズを最大限引き出し、ガッチリとサポートしてくれました。

エージェントも人なので当たり外れはあるかもしれませんが、私が主に使った3社はどれも満足のいく対応をしてくれています。長い転職活動なのでモチベーションの上がり下がりで面倒に感じることもありますが、それでもエージェントのサポート無くしてここまでの活動はできなかったと思います。そもそも個人活動では面接を取り付けることが難しいですからね。私が使用したエージェントは

この3社ですが、ちなみにこれ全部無料です。使わない手なんてありえません。

アパレルから異業種転職で役に立った転職エージェント

実際に転職活動を進めていく上で、異業種転職に関してお世話になったエージェントは以下の２つです。

ハイクラス求人とヘッドハンティングが強いビズリーチ

ヘッドハンティングと年収の高いハイクラス求人を揃えるビズリーチも転職活動には欠かせないエージェントです。アパレル企業でも入社段階で年収が高い企業を多く扱うほか、役職でのスカウトも多いため、今のキャリアを活かしつつ年収を上げていくなら必ず登録しておくべきです。

職務経歴を充実させておくほどヘッドハンターからのオファーがガンガンきますし、選択肢は広がります。加えて希望職種をアパレル以外に選んでおけば、今までのキャリアを活かせる高待遇のオファーを紹介してくれますので積極的に活用することをおすすめします。

イベントも多い総合転職・DODA

利用したきっかけは、いろんな企業がブースを出して転職希望者にアピールをする転職イベントでした。
転職業界ではビッグネームですので名前だけは知っていましたが、実際に利用したのは初めてです。実際に参加して感じたのですが、イベントの規模感が物語っているように企業とのコネクションが強いことを肌で感じましたし、大手だからこそ実現できる多くのシークレット求人を抱えていることに魅力を感じました。

実際に登録してみると、自分1人では考えつかなかったようなキャリアアップも提案してくれましたし、アパレルから異業種への転職をするにあたって情報収集の面で助けられることも多く視野が広がりました。アパレルから異業種へ転職を考えている方は絶対に利用すべき転職エージェントです。

アパレル販売員を欲しがっている業種・活躍している業界

実際にアパレル販売員がどんな業界で需要があるのか・求められているか。エージェントの推薦や、実際の転職活動を通じて私が感じた肌感も踏まえて紹介していきます。

流石に社名や日時は個人情報なので伏せますが、これはリクルートエージェントだけなのでクリーデンスを含めるともっとあります。
我ながらよくやったなと(笑)
最初に言っときますが、アパレル出身者は事務職がいいですよ！とかいうネットの情報はウソッパチです。だいたい年収がガクッと下がっていいことないですよ。
アパレル経験を活かして活躍できる場所はたくさんあります。

私の転職時のスペック

参考までに。
細かい部分は伏せますが、大まかな指標としてご覧ください。

わたし

赤裸々・・・

アパレル / ハイブランド / 役職

経験がそのままダイレクトに活きるのはアパレル業界です。現在の役職と年収も大きな指標となり、現職での実績は重要視されます。面接でも突っ込んだ内容を聞かれることが多く、それなりの準備が必要と感じました。

しかし、相手企業もアパレル経験者は喉から手が出るほど欲しがっているのは事実です。あまり下手にでないのが重要だと思います。アパレル業界で転職を成功させるポイントは以下になります。

企業も前職を考慮した年収提示をしてくれますし、エージェントの年収交渉もスムーズになります。
ちなみに30代後半〜40代のアパレル店長経験者はラグジュアリーブランドでそのまま役職入社→年収アップが最近のトレンドらしく、もっともマッチ率が高いそうです。私も1社外資系の役職での内定はいただくことができました。条件次第ではラグジュアリーブランドなどで、入社時点で450〜以上の年収レンジは狙えます。特に専門のエージェントであるクリーデンス経由だと年収交渉で好条件でネジ込めるパターンも目立ちます。

ウェディング / 貸衣装 / アドバイザー

ウェディング業界・貸衣装やアドバイザーなどの職業は、ファッションの経験が十分発揮できる業界です。特にセレクトショップを含めたスーツやドレスなどのフォーマルに対する知識があるとかなり優遇されます。

私も1社受けましたが、条件的には非常に合致する部分が多く企業様からの反応が非常に良かったです。仕事内容に関しても普段の接客と近からず遠からずな面があり、お客様と時間をかけて式の準備をしていくので、式当日の達成感は大きいでしょう。入社のポジションや企業規模にもよりますが、年収レンジは350〜ぐらいが一般的なベースのようです。

女性は当然ですが男性もバリバリ活躍できる業種です。

カーディーラー / 中古車販売 / 営業 

現在、業界的に伸びまくっているのが中古車や輸入車市場でアツい求人がどんどん出てきます。背景には店舗拡大や海外進出を視野に入れる企業が多いこともあり、お客様のニーズを引き出し車を販売するにはアパレル販売員の接客・販売スキルが大きな武器になります。

若者の車離れの影響で売れないイメージなのですが、反対に富裕層がガンガン購入するらしく今後も伸びていく市場が車業界です。アパレル業界で働いていると肌で感じるとは思いますが、富裕層はヘンなクレーマーなどがほとんどいないので消耗しないこともメリットです。アパレル出身で実際に実績を残す人が多く、すんなりと馴染みやすい業界と言われています。

年収はインセンティブが大きく左右する企業が大半で、未経験入社でもわずか1〜2年で年収800万に手が届くことも多いとのことです。週末が忙しいのはアパレルと同じですが、上場企業が多いためライフワークバランスも整っています。

実際に私も内定をいただいた企業があり、アパレル販売員の経験がある男性には特に向いている業界だと感じます。

ハウスメーカー / 注文住宅 / 不動産販売

不動産関係やハウスメーカーもアパレル出身者が多い業界です。一撃必殺の高いインセンティブを狙えるのは大きなポイントですね。年間に受注・販売する棟数によっては1,000万円も狙える業界です。

などによって大きく変わってきます。税金面などの勉強にもなりますし、魅力も多い業界ですが成果が出せなければ非常に厳しい業界というイメージです。

保険セールス / コンサルティング

保険会社のコンサルティングもアパレル販売の経験は企業からウケが良く、トントン拍子に面接も進みました。実際にアパレル出身者からの活躍が多く、どの面接に行っても「元アパレル販売員」の方がいらっしゃいました。

こういった業界も大枠では営業職になるので、実績が出だすと年収は青天井です。特に外資系の保険に関しては、研修制度やお客様の開拓もしてくれることも手伝って、うまく軌道にのれば安定した高収入が得られます。
この業界も1,000万クラスがゴロゴロいるらしいですが、自分の成果がモロに反映されるのでタイムマネジメントが上手くできない人には向かないかもしれません。

空いた時間に勉強したり、お客様のフォローや人脈作りに余念がない方は活躍が期待できるのではないでしょうか。雇用形態としてはほとんど個人事業主・フリーランスと同じです。

営業職全般は実績を残す人が多い

アパレル販売員の強みや傾向として、個人の接客スキルが活かされる舞台ではガンガン活躍する人が多いようです。
特に営業職では個人の実績がダイレクトに給与に反映されるため、高収入を得る方が少なくありません。

ただし、一概に営業職にしか行けないのか？と言われるとそうでもないようで、サービス業全般からヘッドハンティングもきました。

もしアパレルから異業種への転職を考えている方は、今回私が転職活動を通じて感じた

他にもありますが、こういった武器を存分にアピールできればうまくいきます。世間的にはアパレル店員の市場価値は低く見積もられがちなイメージですが、案外そんなことありません。自信を持って転職活動をしてください。

職務経歴こそ力を入れて取り組もう

職務経歴はあなたのアピールポイントです。
書類通過のためにはまずはじめに注力する必要があります。たとえ異業種でもアパレル業界時の実績はしっかりと記入しておきましょう。こちらでテンプレも紹介しているのでご参考に。

職務経歴もエージェントが添削してくれます。転職のプロに相談しながら自分の棚卸しをしていきましょう。

アパレル業界からアパレル業界への転職もエージェントの恩恵が凄まじい

先ほども説明しましたが、アパレルからアパレルへの転職も年収アップの道は多いです。それはエージェントの力によるものが大きいのですが、私が採用側で体験した実例を紹介しましょう。

アパレル転職専門エージェントの紹介から高待遇で入社

私が務めていたセレクトショップに、エージェント経由で入社したスタッフがいます。前職はリユースショップでのバイヤー兼販売をしていたということで、ファッション関係という前職の経験を高く評価し、すんなりと採用を決定しました。

面接後に採用を決めた旨を人事部に連絡し、あとは本人の意思決定待ちということに。エージェントとの年収交渉のすえに入社が決定したのですが、その契約内容に驚きました。表面上は、入社の経路は

というのが私がいた会社の人事制度の基本です。しかしアパレル専門転職エージェントを利用した彼は入社時点で

という驚愕の採用条件でした。正社員より基本給が高いというのは、ボーナスの支給がないということでの提示。正社員になるには中途だと厳しい社員試験を通過しなければならないためこのような条件になったとのことです。これは既存の社員からの不満を無くすための施策です。

この転職エージェントを通して入社した契約社員ですが、基本給ですが7年間務めていた私より3万円高かったんです。当然、若い社員よりも断然高く、ボーナスがなくても年収が正社員と全く変わらないレベルでした。

私は役職だったので彼よりは当然いい年収でしたが、他のスタッフは流石にショックを受けるだろうと思い給料の話は他言するなと念を押しました。実際に彼の働きぶりは非常によく採用して良かったと感じますが、人事サイドはそれだけお金を払っても質のいい販売員を欲しがっているということです。
エージェントの推薦と年収交渉力は凄まじいなと改めて感じました。

＞＞高待遇入社を叶えたアパレル専門エージェント

アパレル業界のエージェントならクリーデンス一択

彼の入社によりエージェントの重要さを改めて感じた私は、アパレルからの転職活動においてクリーデンスは必須だと感じました。

アパレル特化とはいえ、アパレルから転職しやすい企業の案件も持ち合わせているため、登録しておいて損はありません。おすすめのエージェントです。

アパレルから転職でも年収アップの可能性は大！

• アパレルから異業種への転職
• アパレルからアパレル

実際に10社以上の面接を受けて、どのような企業に行っても年収アップの可能性は非常に高いということは事実です。そして忘れてはならないのが、転職活動の際はエージェントに転職の軸として重要視していることを明確に伝えるのが重要だということです。

転職の目的がブレてしまうと転職活動に迷いが出てきます。必ず目標を明確にして、恥ずかしがらずにエージェントに全て伝えてください。私も担当のエージェントにはかなりのわがままを言ってきたのですが結果的にうまくいきました。転職活動を上手に進めてあなたのライフスタイルをステップアップさせてください。

わたし

転職という経験を通して視野が広がりました。新しい職場でも頑張るぞ〜！