昨今、人気の植物であるコーデックス(塊根植物)。
このコーデックスがたまに陥る"幹がぶよぶよ"になる現象は体験されたことありますか?元気な状態であれば幹はパンパンに張っているはずなんですが、コーデックスが不調を訴えると途端に柔らかくブヨついてきます。
今回はその現象を探っていきましょう!
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目次
コーデックスの幹がブヨブヨに柔くなる?
考えられる原因はまず2つ!
結論から言うと、コーデックスが柔らかくなる原因は主に2つです。
根腐れを起こしている
水が不足している
この原因と対処法を具体的に説明していきます。
コーデックス(塊根植物)がブヨブヨになる原因別・対処法
根腐れ起こした場合
コーデックスが根腐れを起こしている場合、幹がブヨついてきます。
この場合、早急に解決しなければなりません。
水が不足しているだけなら水やりをすればいいんですが、根腐れを起こした状態でそのまま潅水すると、アウトです。
まずは株を土から出し、根の状況を観察してください。
根が黒くなっていないか?
スカスカの根がないか?
こういった状況であれば、古くてダメになった根をすぐに処理します。
この時、切断面にベンレートなどを塗っておくと細菌が入るのを防いでくれたり、悪化防止になります。
古い根を除去したら、植え替えを行なってください。
主に根腐れを起こす原因は
水のやりすぎ
休眠期の水やり
水はけが悪い
このようなことが大きな要因として挙げられます。
水分が足りていない
根の状態が健康であれば、単に水不足の可能性は高いです。
水やりの頻度から考えて、「あまり水をあげていないな」と思ったら、水やりをして見てください。
水が不足してブヨついている場合、一晩でかなり回復します。
用土の水はけや、管理状況で水やりの頻度は変わってくるので一概には言えませんが(品種にもよるが)、成育期は土が乾いたらたっぷりあげて大丈夫です。
コーデックス(塊根植物)がブヨつかないように生育環境を見直そう
管理する置き場所が大事
こういった状況になりやすいのは、管理状況が悪いことも原因になっていることが・・・
基本的にコーデックスは
日光を好む
風通しがいい場所
この点に注意が必要。特に風通しは重要で、自生地では強い風に晒されている場合が多いです。
ですので、単に日当たりがいい窓辺で室内管理だと蒸れて株が弱ることも。
室内で管理する場合は、定期的に窓を開けて風に晒すなど十分に気を使ってあげてください。
水やりの頻度に困ったら
水やりの頻度に困ったら、専用の道具を使うのもアリです。
タイミングを掴むまではわからないことも多いですからね。
サスティーという水やりのタイミングを可視化できるアイテムもあるので、ぜひ使って見てください。
こうなったら危ないかも・・・危険のサイン!
以下の場合は手遅れの可能性が・・・
先の方までぶよぶよ
指で押さえたら形が戻らない
幹が茶色になっている
この場合、幹まで腐っている場合があるので、そうなると回復が難しいです。
こまめに観察して、未然に防ぐようにしましょう!
まとめ:コーデックスのブヨブヨは体調不良のサイン
コーデックスがブヨついてきた場合、それは何かしらの合図です。
根腐れを疑う
水不足を疑う
育成環境を見直す
以上の点に注意しながら、コーデックスを元気に育てていきましょう。