カメラストラップ|Diagnl(ダイアグナル)が出すストリート感がおしゃれを演出【レビュー】

ダイアグナル ・ニンジャストラップ評判

カメラストラップを選ぶとき、あなたは何を重要視しますか?

機能性 / デザイン / 価格 / ブランド ・・・何を重要視するかによって最終的に手にするものは人それぞれ。カメラを楽しむ人にとって、付随するアクセサリー選びも楽しみのひとつですよね。

私は本業が服屋であることから、持ち物へのこだわりは強いタイプ。カメラストラップを選ぶ際にも、色々とリサーチして重要視した点があります。それはそのカメラストラップがどういった経緯で生まれたのかという

  • バックボーン
  • カルチャー
  • デザイナーの意図

実際に使用するにあたって全く関係ないところなので、完全に自己満足の世界なのですが。

今回レビューするDiagnl(ダイアグナル)は、機能性・ユーザビリティだけでなくブランドが誕生した経緯までもが私の心を刺激するものでした。他のレビューではこんなところクローズアップする人はなかなかいませんが、そういった部分も含めて当ブログ"ならでは"のスタンスで紹介していこうと思います。

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Diagnl(ダイアグナル)のブランド概要・ヒストリー

 

今回のレビューにおいて、まずはダイアグナルについて説明しておくべきでしょう。

これについては私があーだこーだいうよりもこちらの公式サイトで紹介されているヒストリー全文をご覧ください。+マークをタップすれば開きます。

+ クリックして下さい

ミズーリ州の小さな町コロンビアで、サイクリストでプロフォトグラファー見習いだった私 David Munson が このカメラストラップのアイデアを思いついたのは2005年。

大都会シカゴで働いていた時に買って以来、雨の日も雪の日も毎日の酷使に耐えてきたハンドメイドのメッセンジャーバッグは、ご臨終を迎えようとしていた。私の彼女が手に入れて以来、飽きちゃってほぼ使っていなかった中古ミシンで、ボロボロにすり切れ(そして何か臭う)バッグの 布部分を捨て去ったあとに残った、プラスチックのバックルを使って何かを作ろうと思ったことが、事の発端。

ナイロンのベルトは、ラッキーなことに1マイル四方しかないこの小さな町にも手芸屋さんがあって売っていたんだけど、前から憧れていた「夢の街-東京」にはバックルやベルトを専門的に売っている店が集まるエリアがあると、ネットで知り合った日本の友人 - ヨウヘイ に尋ねてみたんだ。

彼はそのアイデアをいたく気に入って意気投合することができた。彼は浅草橋に通いつめ材料を買い集めコロンビアの私へそれを何度も送った。そのうち彼も中古のミシンを手に入れ、太平洋をはさんで二人で競うようにカメラのストラップを作った。それこそ何十本も作ったよ。

私らは写真を撮ることが好き、自転車にのることが好き。そして東京のメッセンジャーバッグブランド FREDRIK PACKERS と知り合ったんだ。彼らはこれをもっと広く売るべきだ、って色々具体的にアドバイスをくれて、実際にアクションしてくれた。彼らの力を借りて、ここにこれを書くことが出来ることを幸運に思っている。

私らの頭の中にはアイデアが詰まっている。私らはこの地球上の誰よりも、カメラのこと、自転車のこと、それらを結ぶ equipment のことを考えている自信がある。私らは誰かの力を借りて、これから誰も見たことの無い製品を生み出していくつもりだ。

引用:Diagnlオフィシャルサイト

何か感じるものはありませんか?

私はこの一文を読んだ時に、彼らは本当にカメラが好きなんだと感じました。それと同時に好感を持ったのが彼らが自転車乗りというバックボーンを持っているということ。

興味がないとあまりイメージがわかないと思いますが、海外では自転車はストリートカルチャーとも密接に関わりがあります。
さらに言うと、日本ではマイナーとも言えるメッセンジャーという職業は海外では広く認知されており、みなさんが思っている以上に刺激的な世界。スケートなんかが好きな人はご存知かと。

これはまだ洒落た感じですが、探せばかなりクレイジーな動画が出てきます。興味ある人は是非。

ここでメッセンジャーの話にまで発展すると到底先に進みませんので割愛しますが、サイクリストでフォトグラファーだった彼らが、使い古したメッセンジャーバッグをリメイクすることから始まったこのブランド。

モノに対する深い愛情やアイデアに心が動かされるとともに、フレドリックパッカーズというジャパンブランドとの関わり。まぁ、フレドリックパッカーズ自体は好きかと言われれば別にどうでもいいんですが・・・日本との関わりという点に惹かれるものがあります。

我に返った時にはすでに私の手の中にはダイアグナルのカメラストラップがありました。
いや、冗談じゃなくて(笑)

 

Diagnl(ダイアグナル)ニンジャストラップの使い方動画

 

使い方はかなりシンプル、ひっぱって伸ばす・ひっぱって縮める。それだけです。

これが使い方を説明した動画なのですが、見ていただくと理解していただけるかと。

ワンアクションで自在なストラップ調整がウリで、コンセプトのとおりサイクリングやアクティブなシーンでの仕様に配慮されたユースフルなストラップです。

 

Diagnl(ダイアグナル)の名作・ニンジャストラップ|レビュー

 

ダイアグナル・ニンジャストラップ

 

私が購入したのはダイアグナルの代表作・Ninja Strap(ニンジャストラップ)

すでに至る所でレビューされたこのストラップですが、その中でも私が購入したのはTOKYO CULTUART by BEAMS(トーキョー カルチャート by ビームス)の別注カラーです。

>>BEAMSオンラインショップ

インラインはアマゾンや楽天で購入できます。

 

Diagnl(ダイアグナル)ニンジャストラップのデザイン・外観

 

ダイアグナル・ニンジャストラップ

 

プラスチックのバックルにナイロンのベルト、余計な仕様は省き洗練されたデザイン。豊富なカラーが揃うので、手に取る色で個性や遊び心を出せます。

私がチョイスしたのはパープル。今年特に気になるカラーでハマってるのもありましたが、α6300のボディにばっちりキマると思ったから。難しそうな色に感じますがなんてことないです。ファッションなんて楽しんだもん勝ち。

 

ダイアグナル・ビームス別注

 

ビームス別注というのはこの部分。ニンジャストラップにちなんだ手裏剣マーク。絶妙にダサいロゴがこなれてる感じで雰囲気あります(笑)

 

ダイアグナル・ビームス別注

 

裏側はこんな感じ。別にインラインの通常モデルでもよかったのですが、どうせならということで。

TOKYO CULTUART by BEAMS

"東京"から生み出されるアート、デザイン、カルチャーなど、混沌とした東京らしさを通じて現代の日本文化を世界に発信

洒落てますよね。

付け方もいたってシンプルで、もともとα6300の本体に付いているリングに通すだけ。

ここからiPhoneでの撮影のため画質が変化します、みにくかったらすみません

ダイアグナル・ニンジャストラップ付け方

 

特に悩むことはないと思います。

 

ストラップが垂れ下がる問題・デメリット

 

ここで1つ問題が。
様々なレビューで気になっていたのが「ストラップを調整した際に垂れ下がって邪魔」ということ。
実際に取り付けてみるとこんな感じ。

 

 

普通にしてれば確かに余ってしまいます。しかしご安心ください。
ストラップの余った部分は以下の通り、2つの方法で処理することができます。

ポイント

  • 丸めてバンドでとめる
  • クリップで挟んでまとめる

具体的にどういうまとめ方かというと

 

 

こんな感じでロール状にする。もしくは

 

 

標準で付いているクリップで挟んでおく。たったこれだけ、特に難しいことはないかと思います。

ちなみに私が実際に使うときはクリップで止めておくかそのまま垂らしています。垂らしていても私は気になりません。

なんならちょっとルーズに持つのも悪くないんじゃない?とすら思っています。
しかし、どうしても気になる・面倒だと感じる方には使いにくいかもしれませんね。

 

機能的なカメラストラップがたくさんあるけど?

 

確かに機能的でもっと使いやすい上に、デザインも秀逸なカメラストラップは数多く存在します。それだけでいえばピークデザインなんかは最たるものでしょう。

圧倒的に洗練された、デザイン良し・機能良しの非の打ち所がないカメラストラップだと思います。

でも私が欲しかったのはそんなものじゃない。それ以上にストリート感や親近感、そんな五感を刺激するストラップを使いたかったんです。チープでも構わないし、完璧じゃなくていい。

ダメなところすら愛せるモノに私は囲まれていたいんです。

 

最後に|ダイアグナルはファション欲を刺激するカメラストラップ

 

 

カメラを購入してからというもの、レンズや三脚などの撮影機材だけでなく、周辺のアクセサリー類にも興味が尽きません。

せっかくのカメラですから、撮影以外にも様々な楽しみ方をしたいと思います。好きなアイテムでカスタムされていく愛機にどんどん愛着が溢れています。

あなたも是非周辺パーツ・アクセサリにこだわって楽しんでください。いいのがあれば教えていただけると喜びます。では。

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