少し前からチラッと小耳に挟んでいたのですが、どうやら噂は本当のようで。
Post O'Alls(ポストオーバーオールズ)がアメリカ生産を中止し、今後日本製に切り替わるようです。アメリカのヴィンテージウェアにインスパイアされ、ブランド始動から変わらぬスタンスで世界観を演出してきたビッグブランドの転換期ということで、個人的に驚きを隠せません。
今回はそんなポストオーバーオールズにスポットを当ててみようかと。
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目次
Post O'Alls(ポストオーバーオールズ)は2019S/Sより日本製に
現在、私が聞いた情報は以下の通り
- 2018A/Wまでアメリカ製
- 2019S/Sは一部アメリカ製・ほぼ日本製に移行
- 日本製の価格はグッと下がる
ちょっと掘り下げていきます。
2018A/Wまではアメリカ製
執筆時点で2018年末、AWシーズンも終わろうとしているのですが、なんと今期までがアメリカ生産だということです。
ポストを手がける大淵氏はもう日本に帰国されているということ。今期狙ったアイテムがまだある方は今すぐにでもゲットしておかないと後悔するかもしれませんね。
2019S/Sは最後の一部アメリカ製の入荷と日本製が混在?
2019S/Sより、日本製をメインに展開予定とのことですが、一部アメリカ製のアイテムもあるのだとか。
おそらく最後の発注分ということなのでしょうが、非常にレアな存在になるのかなと。日本製になり作りや雰囲気はガラッと変わるかもしれませんが、そこはポスト。変なことはしないでしょうし、むしろ期待感も高まります。
日本製になることで価格がグッと下がる
もともとポストオーバーオールズと言えば、一点一点の価格が非常に高いことがあり、相当な好きものか裕福じゃないと気軽に手に取ることは難しいでしょう。
こだわりのアメリカ生産・大量に作れないであろう背景が価格にもダイレクトに反映されているのは確かで、日本製になるとグッと値段が落ちるようです。どこまで安くなるかわかりませんが、シャツ一枚18,000円ほどには抑えることができるのではないでしょうか?
正直、憶測でしかないのでなんとも言い難いですが、それぐらいの価格帯ならば一気に身近な存在になるでしょうね。
ROYAL TRAVELER VEST(ロイヤルトラベラーベスト)が1番のお気に入り
せっかくなので私が所持して切るポストのウェアの中でもお気に入り、今期どうしても欲しかったアイテムを紹介しましょう。
今期のトラベラーベスト。
と言ってもポストの代名詞的なベストで、毎シーズンリリースされています。生地もシーズンごとに色々と使い分けられていますが、どうしても手に入れたかったのがこのナイロンの生地。
特徴的な三日月型のゲームポケットはあまりにも有名。
サイドのポケットはふた部屋に別れたカーゴポケット。
内側に配したフラップ付きのポケットもまた使い勝手よし。ボタンの雰囲気なんかも秀逸なんですよね。シャツに、カットソーに、ニットにと何にでも合わせられる万能なベストで、ジャケットのインに挟むのも洒落てます。
艶っぽさが気になって今まで購入する気はありませんでしたが、今になってこの良さがわかります。この絶妙な生地感だからこそ生きるコーディネイトもあるんですよ。多分。
こんなパープルのニットを入れちゃったりして。30超えてから、こういった合わせが楽しくなりました。もともとストリートやワークが好きな私ですが、最近は徐々に落ち着きつつります。
ちょっとだけですが(笑)
Post O'Alls(ポストオーバーオールズ)のアメリカ製の価格上昇の可能性
もともとオークションやフリマサイトでも値段があまり落ちず、出品されては即売れてしまう人気っぷりですが、今後アメリカ製の価値がどんどん上がるのではないでしょうか?
ポストは何年経っても色あせることのない魅力を持っていますし、好きな人は多いです。縫製技術や細かなステッチなど、こだわりが詰まった服好きにはたまらないブランドですからね。
今ならまだ手に入れやすいと思うので、気になっている方は是非探してみてください。オンラインをベースに出店しているセレクトなどではまだ見つかるかもしれません。
ただ決して安いものではないのでお財布とご相談の上。
最後に|日本製も変わらずに手に取っていきます
何はともあれ大好きなポストオーバーオールズ。
日本製になるのは非常に寂しい気もしますが、それでも変わらず手にとっていくと思います。というか、価格変更でますます買いやすくなるでしょうね!
モノづくりと言えば日本、高品質なウェアに今後も期待したいと思います。