多肉植物が溶ける|植物が忽然と姿を消す現象の真相

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多肉植物が溶ける

ぐー
多肉植物が消えたー!?

多肉植物を育てていると、そこにあったはずの株が消えて無くなる事があります。
夏場に起きる現象なのですが、その理由は一体なんなのでしょうか。今回はこの「多肉失踪事件」の真相に迫ります。

 

多肉植物が急に消える

 

不意にベランダに出てみると、つい2〜3日前までそこにあったはずの多肉植物がない。
慌てて周りを見渡すも落ちてる形跡もないし、根を張ってるのに風で飛ばされる事なんか考えられない。
鳥か動物に食べられてしまったのだろうか…

あなたはそんな経験ありますか?

大切に育ててきた植物が急に消えて無くなってしまうなんて悲しすぎます。
でもこれは風で飛ばされたのでもなく食べられてしまったわけではありません。ちゃんと明確な原因があります。

ぐー
あ、あれ?のっちさん!リトープスがなくなってるっ・・・!
のっち
え?どゆこと?

 

多肉植物は「溶けた」ように枯れる

 

結論から言いますと、残念ながらこの不思議な現象は多肉植物が枯れて無くなってしまった結果です。
多肉植物を育てている方から「溶けた」という言葉を聞いたことありませんか?
多肉植物はもともと乾燥地帯に自生する植物です。
そのため水分の不足による乾燥が原因で枯れてしまうことは滅多にありません。
逆に水を与えすぎてしまうとお腹いっぱいになりすぎた多肉植物は1日でダメになってしまう事もあります。

水分を多く含みすぎたり、直射によって高温にさらされたりして腐ってしまうのです。
腐った多肉植物は溶けるようにダメになってしまい、そのまま消えてしまうというわけです。
大きく育って欲しい気持ちや、大切に思い行った行動が悪い結果を招くなんて悲しい話ですが…

 

多肉植物が溶ける(枯れる)原因

 

ではどういう環境が原因で多肉植物が溶けるのでしょうか。詳しく見ていきたいと思います。

 

高温多湿に弱い

 

多肉植物は自身の葉や茎、塊根に水分を蓄えます。
それは厳しい乾燥地帯を生き抜くために備わった能力です。
乾燥地帯は降雨量の少ない地域なので、自生地では岩の陰などで厳しい直射を避けじっと耐え忍び、たまに降る雨水をギュッと溜め込むのです。
そんな多肉植物が、仮に高温多湿のジャングルに行ったらどうなるでしょうか?
たくさん降る雨を一気に貯め込もうとし、その量はあっという間に限界に達しおまけに湿度が高いため余計な水分を発散しきれなくなります。

結果、環境に不適合となりあっという間に腐ってしまうのです。

日本は乾燥地帯ではないので、私たちが管理する場合も多肉植物が過ごしやすい環境を維持する必要があります。
このことを踏まえ、以下は多肉植物に最も多い夏型をメインにした注意点です。ぜひ参考にされてください。

春〜秋の環境作り(夏型の場合)

風通しの良い場所。

直射日光を避ける。

水はけの良い用土。

用土が完全に乾いてから、鉢底から水が抜けるくらいたっぷり水遣り。

 

寒さに弱い

 

では寒い季節ではどうでしょう。
多肉植物は一定の温度を下回ると管理が難しくなり、越冬できなくなる恐れがあります。
種類にもよりますが、目安としては大抵の多肉植物は5度を下回らなければ越冬できる場合が多いようです。
また室外で管理していると雪や霜でダメになってしまう恐れがあります。

地植えやプランターなどで室内に移動する事が難しいものは、ビニールなどで覆ってあげるなど何かしらの対策をすると越冬の可能性は上がりますよ。
では前項と同様に最も多い夏型多肉植物の冬場の注意点です。ご参考にされてください。

冬の環境作り

出来るだけ室内の日当たりの良い場所

目安となる温度は5度(種類による)

休眠期は断水(または月一程度の水やり)

 

まとめ|多肉植物が溶けるように消える原因

 

これで多肉植物が消えてしまう謎が解けたと思います。

多肉植物は「溶ける」ように「消える」

原因は高温多湿により蒸れて腐ってしまうから

その他環境が合わず枯死してしまうこともある

適した環境を探してみよう

もし自分の多肉植物がそうなっても決して諦めないでください。
一度起こったことは必ず身になります。
経験を活かして、ぜひ新しい多肉植物に消えてしまった子のぶんまで愛情注いで育てていきましょう。
きっと大きな喜びとなって帰ってくるはずです。

ぐー
し・・・知らなかったぜ・・・
のっち
愛深き故に・・・かわいそうなことをしたわ。今後こういったことがないよう、気をつけましょう

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