デザートローズ(唐印)|紅葉する多肉植物の特徴や育て方は?

 

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秋が深まると山の植物たちは葉に色を付けだします。紅葉した様は日本の四季を感じられる情緒溢れる景色です。

そんな植物の紅葉ですが、イメージはモミジなんかが真っ先に浮かびます。夏型が多いので余りイメージが湧かないかもしれませんが多肉植物も紅葉するのをご存知ですか?今回は秋に色を付ける、デザートローズを調べてみます。

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デザートローズ(唐印)とは?

 

科名:ベンケイソウ科

学名:Kalanchoe thyrsiflora

原産地:南アフリカ

園芸店などではデザートローズという名前で多く出回っていますが、カランコエという植物の仲間で学名はカランコエ・ティルシフローラと言います。「唐印」という和名の他に「銀盤の舞」という呼び名、さらに「フラップジャック」など様々な呼び名で親しまれています。

 

秋になると紅葉する多肉植物

 

この植物の特徴は、秋になると紅葉するところです。緑だった葉も秋が深まるにつれて徐々に色づき始めます。多肉植物は秋になると葉を落とすものも少なくないですが、このように季節とともにまた違った魅力を見せてくれると育てがいもありますね。一年を通して長く楽しめる植物です。寒さには弱いので注意が必要ですが寒くなるほど赤みが増すようですよ。

 

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デザートローズ(唐印)の育て方

 

デザートローズ(唐印)の置き場所

そんなデザートローズですが夏型の多肉植物です。日当たりの良い場所を好みますので春から秋にかけて室外で管理してあげるといいです。しかし日本の夏の強い日差しには弱く葉焼けを起こしてしまう可能性があります。いくら夏型とはいえ風通しや極端な直射に晒されないよう気をつけてあげてください。冬場は寒さや霜にやられてしまわないように室内で管理してください。

 

デザートローズ(唐印)の水やり

 

夏場は用土がしっかり乾燥してから水やりを行いましょう。葉に水分を貯める多肉植物ですので少々の乾燥などでは枯れることはありません。

逆に冬場は休眠期に入るため断水で管理できます。与え過ぎてしまうと根腐れを起こす危険性があるため注意してください。

 

デザートローズ(唐印)の用土

 

用土に関しては水はけの良いものを選びます。乾燥地帯に自生するため水はけが悪いとこれも根腐れなどの原因になりかねませんので注意してください。サボテン用の用土で育成可能です。

 

まとめ|デザートローズ(唐印)は育てやすい植物

 

デザートローズ

 

今回はデザートローズについて調べていきました。この植物の花言葉は「幸福を告げる」という意味があるそうです。難しい植物ではないのでぜひあなたも挑戦して見てください。きっとあなたに幸福を告げてくれるはずです。

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