サボテン・海王丸|育て方や特徴は?メジャーで人気のサボテン知識

海王丸とは

皆さんは「海王丸」という和名のサボテンをご存知ですか?
サボテンや多肉・観葉植物が好きな方は一度は目にしたことがあるかもしれません。うねった棘が可愛いサボテンのポピュラーな品種です。今日はそんな海王丸について調べていきます。

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海王丸(ギムノカリキウム)とはどんなサボテン?

 

 

ポイント

科名:サボテン科

学名Gymnocalycium denudatum cv. “KAIOMARU”

原産地:南米

海王丸はサボテンの中でもギムノカリキウム属と呼ばれる種類の一つです。非常に丈夫で育てやすく日本の気候にも適応します。
一口にギムノカリキウムと言っても種類は非常に多いです。沢山の人に愛されている品種で、見かけたことがある人も多いのではないでしょうか。初心者にも育てやすいおしゃれで人気のサボテンです。

手元にある1996年〜2001年頃発行の本によると現在の海王丸は日本で刺が強く太くなるよう改良された園芸交配種とされています。明治時代に輸入されてから沢山の方々がより良いものを生み出すため交配を繰り返し現在の形に至ったようです。

ツイッターより情報提供

 

うねった棘が特徴的な海王丸

 

海王丸の最大の魅力とも言えるのが特徴的な棘。まるでパーマヘアのように見える棘が個性的でお気に入りの子を探したくなってしまいます。

棘は固く力強い印象で、めちゃくちゃかっこいいですよ。

 

海王丸は綺麗な花が咲く

 

 

ギムノカリキウム属はつくしのような蕾を出します。この海王丸も同様ですが、開花すると大きくて上品な花を咲かせます。特に白い花を咲かせるものが多く圧巻です。

こんな風に自分の株ほどもある花を咲かせるなんてすごいですよね。力強い棘とは異なって非常に上品な佇まいが魅力的です。

 

海王丸の育て方

 

一般的なギムノカリウム属と同様です。ポイントを見ていきましょう。

 

海王丸の成長期と管理場所

 

一般的なサボテンと一緒で春から夏にかけて成長します。4~10月くらいが目安で、冬場5度を下回るようであれば室内で管理してください。基本的には風通しが良く直射日光ではない日当たりの良い場所がベストです。

 

用土が乾いたらたっぷり水やり

 

乾燥に強いのがサボテンです。なので水やりを怠ったからといってすぐに永眠してしまうわけではありませんが、元気に大きく育てるには水が必要になってきます。ポイントは用土が乾燥したらたっぷりあげること。

霧吹きで少し表面的な水やりをするのではなく、鉢の底から抜けるようにドバッと与えてください。ですが用土が乾いてからというのも重要で、水のやりすぎは根腐れなどを起こし死んでしまいます。しっかり乾いたことを確認して水やりをおこなってください。

竹串などを通して湿り気を見ると用土の乾燥状況がわかりやすいです。

 

海王丸に最適な用土

 

通常のサボテン用土で大丈夫です。サボテンようであれば水はけや通気性も優れているため海王丸の管理には適しています。植え替えも成長期に合わせ4~10頭くらいまで(梅雨や猛暑を避けて)を目安におこなってください。

サボテンはウイルスなどに弱いです。植え替えには必ず新しい土を用意。

 

まとめ|人気のサボテン海王丸を育てよう

 

photo by toshron

 

いかがでしたか?

愛らしいフォルムで美しい花まで見せてくれる海王丸はきっと飽きることなく大切に育てたくなるサボテンです。一般の園芸店などでも入手できますのであなたも是非、海王丸にチャレンジして見てください。

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